熱中症対策
家庭を、暑さから命を守れる場所に。
① 家庭を安全な場所にする
省エネ家電購入費補助
本体購入額の3分の1・上限5万円
- 一定の省エネ基準を満たすエアコンまたは冷蔵庫への買換え
- 所得・年齢による制限なし
- 市内店舗で購入
- 新規購入ではなく買換えが対象
なぜ、この支援が必要なのか
日田の夏に家庭を安全な場所にするには、室温を下げられるエアコンが重要です。省エネ機器への買換えは、購入負担だけでなく、その後の電力消費の抑制にもつながります。
一方、現制度は買換えに限られ、新規設置や増設には使えません。エアコンがない部屋への設置も、今後の熱中症対策の課題です。
今後目指すこと買換え支援から、新規設置・増設にも届く支援へ。
② エアコンを当たり前にする
熱中症の危険性・エアコンの必要性
- 高齢になると暑さを感じにくい場合があります。
- 冷房を寒く感じ、使用を控えることがあります。
- 涼しい場所への移動が難しい人もいます。
- エアコンはぜいたく品ではなく、日田の夏に命を守る設備です。
※これは、熱による深刻な損傷は、あとから冷やせばすべて元に戻るとは限らないことを直感的に伝える補助図です。人体で起こる現象を卵と同一視するものではありません。
厳しい暑さ
危険に気づきにくい
設置できない家庭
命を守る環境へ
③ 必要な人に届く制度にする
高齢者エアコン設置支援
補助率9割・上限9万円
- 年度末までに65歳以上となる人がいる世帯
- 市県民税非課税世帯
- 使用できるエアコンが自宅に1台もない
- その他、市税滞納がないこと等の条件
- 購入前申請が必要
なぜ、重点的な支援が必要なのか
熱中症リスクが高い人ほど、購入・設置費用が障壁になる場合があります。高齢者、独居、経済的に負担の大きい世帯など、必要性の高い人に制度が届くことが重要です。
現制度には所得・年齢・既設エアコンの有無などの条件があり、そこから漏れる世帯もあります。
2026年9月議会では、使用可能なエアコンが1台あるものの、別の部屋にも設置したいという相談があることを市が明らかにした。市は、高齢者エアコン設置支援を必要な取組とし、今年度の申請実績や相談内容を踏まえ、補助要件を今後検討すると答弁した。
今後目指すこと本当に必要な人が、制度の条件によって取り残されない支援へ。
④ 使い続けられるようにする
電気代を理由に、エアコンの使用を控えないために。
今後の提案
- エアコンは設置されているだけでは十分ではありません。
- 電気代への不安から使用を控えれば、熱中症対策として機能しません。
- 必要な時にためらわず使い続けられる環境まで考える必要があります。
現在の市の考えと残る課題
市は、電気代が気になりエアコンの使用を控えている人がいることを認識している。一方、電気代補助は経済的負担の軽減につながるものの、継続的な事業として実施することは困難として、現時点では新たに実施しない考えを示した。必要なときにエアコンを使い続けられる環境をどう支えるかは、引き続き課題として残る。
なぜ、税金を使ってでも取り組むのか
日田の夏の暑さは、生命・健康に関わる危険になっています。熱中症は重症化すると、命だけでなく深刻な健康被害につながる場合があります。
危険性の高い人ほど、高齢・所得・独居・住環境などによって、自力で十分な対策を取れないことがあります。水分補給や扇風機も重要ですが、危険な室温そのものを下げるにはエアコンが大きな役割を持ちます。
個人の快適性を公費で支えるのではなく、生命と健康を守るため、安全な生活環境を確保することが行政の目的です。
これまでの経緯を見る
一般質問
高齢者のエアコン利用・未設置の状況を確認し、すべての高齢者世帯にエアコンがあることが望ましいと問題提起しました。
高齢者向けの設置支援を実施
経済的な理由で使用できるエアコンがない高齢者世帯を対象に、9割・上限9万円の支援が始まりました。
より使いやすい制度を提案
委員会審査で示された申請実績を踏まえ、条件や補助率を見直し、より多くの市民が活用できる支援を意見しました。
幅広い買換え支援を開始
所得・年齢を問わず、省エネ型エアコンまたは冷蔵庫の買換えを支援する制度が始まりました。
補助要件と電気代支援を再確認
一般質問で、高齢者エアコン設置支援の対象範囲や電気代支援を確認。市は今年度の申請実績や相談内容を踏まえ、補助要件を今後検討するとした。一方、電気代補助は現時点では実施しない考えを示した。
一般質問や委員会での提案と制度実施の直接的な因果関係を断定せず、その後に市の検討と事業化が進んだ経過を示しています。
現在地
実現・実施されていること
- 高齢者エアコン設置支援
- 省エネ家電購入費補助
まだ残る課題
- 高齢者エアコン設置支援の補助要件の見直し
- エアコンが1台あっても必要な部屋に冷房がない世帯への対応
- 夏季の電気代負担・使用控えへの対応
- 高齢者・一人暮らし世帯などへの利用促進・見守り
- 災害時の避難所の暑熱対策
災害時の避難所設備・非常用電源などの詳細は、重点課題「防災・避難所環境」で継続して確認しています。
これまでの一般質問
主張の根拠と進捗を、要点資料と議事録で確認できます。
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