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WHY なぜ掲げたのか
学校に行かなくても、
一人じゃない。
学校に行けない、あるいは学校に行かない時期があっても、そこで子どもの学びや、人とのつながりまで途切れてほしくない。
学校以外にも、安心して過ごせる場所、学べる場所、人とつながれる場所があればいい。学校に戻ることだけをゴールにするのではなく、その子に合った場所とつながり、一人にならないことを大切にしたい。
その思いから、「学校以外の出席手段で、不登校の数を減らす」という公約を掲げました。
PROMISE 当時の約束
2023年の公約原文
不登校の数を減らす
ORIGINAL DOCUMENT 2023年 当時の公約
実際の公約紙
当時の公約原本から該当部分を抜粋しています。
当時の公約原本を見る →WHAT I MEANT 公約に込めた意味
「減らしたい」のは、孤立です。
「不登校の数を減らす」は、学校へ戻すことだけを目的にした言葉ではありません。学校に行っていなくても、フリースクール、教育支援センター、地域の居場所、学校外の学びなどにつながり、人と関わりながら学びや生活を続けられる。そうした選択肢を増やし、どこにもつながらず、一人で抱え込む状態を減らしたいという意味です。
文部科学省の不登校統計上の定義とは別に、ここでは公約に込めた政策理念を説明しています。フリースクール等の利用が、統計上の区分を必ず変えるという意味ではありません。
POLICY LOG 原点から広がった検討
公約は、どう具体化してきたか
原点は変わっていません。後から変わったのは理念ではなく、制度への理解、対象年代、支援の選択肢、相談から社会参加までの支援範囲です。
- 01ORIGINAL
学校以外の出席手段を増やす
学校復帰だけをゴールにせず、学校外にも学びや居場所をつくり、孤立する子を減らしたいと考えました。
- 02LEARNING
国の制度と支援方針を確認
教育機会確保法や国の不登校支援方針を確認。国も「学校に登校する」という結果のみを目標とせず、本人が進路を主体的に捉え、社会的に自立することを目指す考えを示しています。
- 03PLACE
- 04ACCESS
「ある」から「利用できる」へ
場所があっても、費用や交通が利用の障壁になります。利用料助成など、制度が実際の利用につながる仕組みへ関心を広げています。
- 05CONNECTION
相談の先までつなぐ
相談窓口につながることだけをゴールにせず、相談から居場所、学び、進学、就労、社会参加まで切れ目なくつながるかを見るようになりました。
- 06AGE
- 07CURRENT
現在の重点課題へ
現在は「不登校・健全育成」を重点課題に位置付けています。原点は「学校に行かなくても、一人じゃない。」のままです。
SYSTEM 学校以外の選択肢を支える制度
制度は、ここまで変わった。
公約で課題としてきた分野で、学校外の学びや居場所を支える制度は国・県・市でも広がってきています。これらは行政等による制度の進展であり、崎尾本人の成果を示すものではありません。
JAPAN / 国
学校登校だけをゴールにしない
- 教育機会確保法は、個々の状況に応じた支援と、学校外の多様な学習活動の重要性を示しています。
- 国の基本方針は、登校という結果のみでなく、本人が進路を主体的に捉え社会的に自立することを目標としています。
- COCOLOプランでは、校内教育支援センター、教育支援センター、学びの多様化学校、オンライン支援、フリースクール等との連携を進めています。
- 学校外や自宅での学習は、一定の要件のもとで出席扱いや成績評価の対象になり得ます。
OITA / 大分県
学校外の学びを制度として支える
- 大分県教育委員会は、令和7年度からフリースクール等認証制度を開始しました。
- 令和8年度の県議会予算審査資料では、住民税非課税世帯等を対象とする市町村の利用料補助に対し、県が補助額の2分の1、月額1万5千円を限度に支援する枠組みが確認できます。
- 令和8年度は、相談員、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー、校内教育支援ルームの登校支援員、補充学習教室などの支援も案内されています。
HITA / 日田市
実際に使える利用料補助
令和7年4月利用分からの制度です。対象は利用料で、入会金、交通費、教材費、実習費等は含まれません。
主な対象条件
- 日田市の小中学校に在籍し、市内に住所がある
- 在籍校への登校が困難
- 市教育委員会が認定したフリースクールへ原則週1回以上通う予定
- 施設から在籍校・教育委員会への情報提供に同意
- ほかにも市税の滞納がないこと等の条件があります
REMAINING QUESTIONS
それでも、つながれていない子がいる。
NOW 現在の考え
学校に行かなくても、一人じゃない。
学校へ戻りたい子にとって、学校復帰も大切な選択肢の一つです。しかし、それだけを唯一のゴールにはしません。現在は、次の4つを切れ目なくつなぐことを重視しています。
PLACE
居場所
安心して過ごせる場所LEARNING
学び
本人に合った学び方CONNECTION
接点
人や社会とのつながりFUTURE
将来
進学・就労・社会参加CURRENT PRIORITY
この公約は、現在の重点課題へ。
この公約を原点の一つとして、現在は「不登校・健全育成」を重点課題に位置付けています。学校内外の相談や居場所だけでなく、学び、高校年代、進学、就労、社会参加、安心して挑戦できる環境まで、「孤立させない」という視点で継続して確認しています。
重点課題「不登校・健全育成」を見る →SOURCE 原資料・関連政策